中学校部活動との連携 〜NPO法人朝日丘スポーツクラブ〜

総合型地域スポーツクラブは、クラブ単独で行う事業だけでなく、様々な機関や団体との連携により活動が展開されています。そのなかでも「地域」と名がつくだけに、やはりその地域にある学校との連携は非常に重要なものになります。

この日訪れたのは豊田市にあるNPO法人朝日丘スポーツクラブ。2004年に設立され、2008年に法人格を取得したクラブです。童子山小学校のお隣には、クラブハウスがあります。

朝日丘スポーツクラブは、朝日丘中学校区で以前から活動していた朝日丘フットボールクラブ(FC)と地域で活動していたテニスグループが連携し設立されました。
朝日丘FCは、園児から中学生まで活動しています。中学生は中学校サッカー部とクラブ指導者間の連携が図られ、学校の部活動を行わない日にクラブは活動し、教員も地域の指導者としてクラブの活動に参加しています。2005年には全国中学校サッカー大会で準優勝。今年もナショナルトレセン東海地域代表に選出される選手を輩出するなど活躍しています。学校とクラブの連携による成果が「結果」として表れています。

その朝日丘FCの活動を見学するため、クラブハウスから車で2〜3分のところにある朝日丘中学校のグラウンドに移動。この日は中学1,2年生が練習していました。


午後7時、照明の下で練習開始。練習前には元気な声で挨拶をしてくれました!


選手が声を掛け合いながらパス回し、シュート練習などを行っていました。


グラウンドの隣のテニスコートでは、中学生のソフトテニス教室も行われていました。こちらにも続々と人が集まり、元気な声が聞こえてきました。

子どもたちが活動の中心となる場合が多い総合型地域スポーツクラブ。子どもたちの元気な姿や活躍は、クラブだけでなく地域も元気にしてくれます。クラブには事業の実施だけでなく、地域のスポーツ環境整備の役割もあります。学校とクラブ、そして地域の連携によって、子どもたちが夢や目標を持ち、実現していける活動ができたら最高ですね!!

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朝日丘スポーツクラブでは、多くの種目の教室が開催され、イベントも盛んに行われています。3月27日(日)には、ノルディックウォーキングのイベントも開催されるようです。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか!