三屋裕子氏講演会を聴講してきました

1月22日土曜日、名古屋市公会堂にて行われた「日本体育協会日本オリンピック委員会創立100周年記念公演」(講師:三屋裕子氏)を聴きに行きました。
三屋裕子さんは、元全日本バレーボール選手でロサンゼルスオリンピック銅メダリストのスポーツプロデューサーです。現在は、スポーツの普及活動や各種委員をされ、活躍されています。

講演テーマは「地域からトップアスリートまで」
三屋さんが小学校時に身長が高くていじめられ、コンプレックスを持っていたこと。中学校の先生にコンプレックスに思っている、身長を武器にしてみないかと声をかけられ、バレーボールを始めたこと。スポーツには、いろいろな楽しみ方があることを教えてもらった、チームとの出会いなど、ご自身の体験談をまじえ、楽しく貴重なお話を聴くことができました。
日本のスポーツ文化を育てるには、トップスポーツで上に引き上げ、地域スポーツによって裾野を広げ、きれいなピラミッドを大きくしていく必要がある。学校の部活動が部員の減少で成り立たない、企業スポーツの衰退、高齢化社会の問題、これらの問題解決の鍵は地域スポーツにあり、地域で身近に多種多様なスポーツのできる環境があることは望ましいことだ。だれもが、それぞれの目的、楽しみ方でスポーツに親しんで、元気に健康で過ごせるように、頑張っていきましょうとおっしゃっていました。